飛蚊症ってご存知ですか?

眼のお話

私は眼科に関わる仕事をしています。

それで、新患の方でよく聞く症状があります。

「黒いものが見える」

「黒い点が見える」

「黒い虫みたいなものが見える」

「黒い糸みたいなものが見える」

など、表現はさまざまですが、「黒い何か」ではあるようです。

飛蚊症と言いますが、皆さん「蚊」という表現はしないですが‥

病院では、症状をお聞きしてからまず眼圧と視力検査をします。

そして先生の診察。症状から恐らく飛蚊症だとは思いますが、もう少し詳しい検査をしてもいいですか?と聞かれます。

患者さんの多くは「お願いします」と言われますね。

検査の内容は、眼の奥の方を見るための検査をします。目薬だけなので痛みは伴いません。

「散瞳」と言います、「瞳を開く目薬をします。この目薬は4〜5時間目が見づらくなります。車、バイク、自転車の運転はできません。」という説明をされます。

なので、当日知らずに車、バイクで来院された場合はできません。自転車の方は帰りは押して帰っていただければ検査はできます。

目薬をしてから数十分待ちます。その後検査と診察です。

多くの人は「生理的飛蚊症」で、加齢や近視の強い方はなりやすいです。特に治療はしません。

ただ、同じ症状で、「網膜剥離」という大きな病気の場合があるので、散瞳して調べるのですね。

実は私も30代の頃「黒いモノが見える!」と慌てて近くの眼科医院に行って診察を受けたことがあります。その時は、「若年性白内障」と言われて疑問に思いました。何故なら、その診断結果を聞いた後、「いいコンタクトを使っていれば大丈夫」みたいなことを言われたんですね。それってただ、ワンデーのコンタクトを売りたいだけじゃないの?と思ったからです。

それで、違う病院に行ったのです。ちょっと有名な眼科病院です。

そこでは、散瞳して診察を受けて、年齢と近視の説明を受けました。それで安心して帰ったのですが、散瞳していたのでとても電車で帰れる自信がなかったのでタクシーで帰ったことを覚えています。

飛蚊症は放っといても大丈夫〜と思わずに1度は眼科を受診して欲しいです。

急に黒いものが増えた!と思った時は要注意なので、眼科を受診してください。

みなさまお大事に。

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